アフター工事~雨漏り追跡編~IN米子
こんにちは!
今日は雨漏りの追跡調査と修繕についてです。
1年前に雨漏りで施工させてもらったお客さまより連絡があり現場へ向かいました。
施工させていただいた個所から散水試験を行いましたが漏水を確認できませんでした。
それからほかの場所はないかと探すこと1時間ようやく漏水を確認いたしました。
それがこちら!
サッシの下側に付けた水切りの裏側とモルタルの隙間を狙って散水。
この個所は自然に大雨が降っても入る事はありませんが、風が伴うと雨水が壁や水切りをつたって上に
上がってしまうことがあります。
なのでコーキングでその隙間を充填いたしました。
モルタルとサッシにもともと付いていた古い水切りとの間にだけシーリングしました。
これで様子をみて下さいとお伝えして失礼させていただきました。
そしたら後日、ゲリラ豪雨の次の日にお客さまよりまた漏ったよ~と連絡。
「すぐ向かいます!」と急行しました。
もう一度お客様に今回の雨漏りをヒアリングして前回修繕したところから散水試験を実施。
でてきませんので、再度違う個所を散水する事30分。
するとまた違う個所から漏水を確認。
それがこちら!
今度は瓦と壁との取り合いから漏水していました。
ここは前回の工事で瓦を治したのですが、予算を抑えるため瓦と外壁の取り合いの水切りを
交換していませんでした。
ですのでこの度、水切りの先端部分を鉄板で細工させていただきました。
こんな感じ。
これでここからの漏水は防げます。
最近は凄い量の雨が降りますので普段は漏らないようなところから漏水します。
あらゆる場面を想定しながら施工の計画をたてないといけませんでした。日々勉強です。
ただ雨漏りは可能性の高い所から(弊社でしたら散水試験をして漏水を確認できたところから)やるのがセオリーだと考えています。
やみくもに広範囲を修繕しても予算が高くなってしまいます。
しかし建物は経年で劣化していきますのでその見極めとお客様の今後のライフプランで作戦は変わってきますが、
なるべくピンポイントで見つけて必要最低限の工事で治したいです。
今後もお客様に寄り添いながら弊社の技術を提供していきたいです。
それではまた!